別の会社に移るのか、独立するのか

 大変大雑把なくくりわけですが、転職には2パターンあると思います。一つは別の会社に移って働くパターン。もう一つは、脱サラして独立開業するパターンです。

 

 私は独立開業して、7年目を迎えます。今自分のことを顧みると、組織の中でその一員として働く才能がなかったのだと思います。変な言い回しに聞こえるかもしれませんが、組織の中でずっと働いていられるというのも、実は才能なのです。ただ、日本人の多くは組織にの中に浸かって働いているので、それが才能であると気づいていないだけです、私から言わせてもらえば。そして、組織の中で働いていけるのであれば、独立する、という転職の道はお勧めできません。町の通りは、どんどん店がつぶれ、新しい店ができ、入れ替わって行っています。新しい店を出す人は、つぶすつもりで出していません。だれもが、明るい未来を夢見て、おそらくお客さんがたくさん来てウハウハな光景を願って開業し、多くは数年でシャッターを下ろすことになります。シャッターを下ろした後の行く末を考えると、本当にぞっとします。

 

 では、どんな人が独立して成功するか、というと、当たり前ですが、本業でプロとしての高いスキルを持っていることと、あとは経営者としてプロになれるかどうかです。経営とは、本業とは全く別の分野のことで非常に努力と才能とが要求されます。それが分かっていて、かつ、組織の中でやっていけない人は、脱サラという転職もよいと思います。